Lilypie 2nd Birthday Ticker
2011年 03月 15日
原発について
原発について、いろいろなデマが飛び交っているようです。
Twitterで、とんでもないことを言っている方の情報を信じて、疑心暗鬼になっている方を見かけました。

でも、出典のしっかりしない情報を信じて、パニックになることが一番悪いようです。
私も間違った情報に惑わされないようにと思い、基本情報を読んで少しだけ勉強しました。
かいつまんで、紹介したいと思います。

主な出典はBBC朝日新聞です。言っていることはおおむね一緒でした。

おそらく一番気になっているのは、汚染された空気が風にのって人口が集中している東京周辺に到着し、
大きな健康上の問題を引き起こすのではないかということだと思います。

『放射性物質は、遠くなればなるほど、放射能が薄まる。ヨウ素131は空気より重いので、風が弱ければあまり遠くまで拡散しない。現段階では、例えば200キロ以上離れた東京の人が、むやみに心配する必要はない。 』

『ただし、作業員らが、近くで高レベルの外部被曝をした場合は、白血球など免疫にかかわる血液細胞が作れなくなってしまうので、専門の医療機関で骨髄移植や臍帯(さいたい)血移植といった治療が必要となる。』

つまり、よほど近距離でなければ、治療が必要なほどの被曝をする危険性は低く、チェルノブイリ原発事故でも、強制避難は原発から30キロ圏内だったそうです。

BBCで読んで今回初めて知りましたが、地球上でも放射線が強い地域と弱い地域があるそうです。

例えばイギリスでいうとコーンウォール。夫のいとこも住んでいて、私たちも良く長期で遊びに行くイギリス南西部の地域です。コーンウォールでは、通常地域の何十倍もの放射線が検出されているそうです。

東京で一時23倍の値が検出されましたが、それと同量、もしくは数倍もの放射線をコーンウォールの住民は浴びていることになります。それでも、その地域に住んでいる人も多く、また私たちのように観光や避暑で毎年訪れる人もたくさんいます。

また、国際線での長時間の飛行中は、通常量以上の放射能を浴びることになり、およそ0.2~5マイクロシーベルト(見る文献による数字に差があります)被爆していることになるそうです。

通常の生活を営んでいる人が浴びる放射線の量が年間2.4ミリシーベルトだそうですので、パイロットやCAの方々は日常的に多くの放射線を浴びていることになります。

加えて、X線検診で0.05、胃の検診で0.6、胸部のX線CTで6.9マイクロシーベルトの被ばくをしていることになるそうです。

恥ずかしながら、私は今までこういうこと、全然知りませんでした。



ここで私が言おうとしているのは、原発の問題の是非を問うことでも、放射線は安全だということでもありません。
状況は刻々と変わっているようで、まだまだ予断を許しません。

ただやみくもに怖がって、日本の家族たちにその気持ちが伝わってしまうことがないように気をつけなければ。
「不安」は伝染病のようにあっという間に広がってしまうから。

今この瞬間も、原発の近隣で恐怖と闘いながら、夜も眠れない日々を過ごしている方たちがいる。
そして、日本の危機を救おうと、原発施設で必死になって働いている人たちがいる。
その方たちの命がけの働きを無駄にするようなことがないように、私は祖国から遠く離れた地で、できることをしていかなければ。

胸が張り裂けてしまいそうな話を聞いて、一日中上の空になる。
そうじゃなくて、その状況を変えていくために、ポジティブなことを考えて生活しなきゃ。

こんな一大事に、くだらないデマを流す人たちに惑わされてる時間はないから。


【追記】 2011年3月15日現在
あと、在日英国商業会議所が発表した情報もこちらに。
英政府のアドバイザーからのブリーフィングです。
日本発信の情報は、操作されているのでは、、、と疑っている方もたくさんいるようなので。

ポイントは、

★ 東京周辺は、今回の福島原発の事故により影響を受けてはいないということ。
★ 今回の福島原発の事故は、チェルノブイリとは深刻度が雲泥のさであるということ。
     1.チェルノブイリは爆発時に放射性物質が地上3万フィート(約9千m)まで噴き上げられている
     2.福島は500m以下
★ 今回放出された放射線量はかなり少なく、1000倍以上の値にならない限り、人体に影響を与えるレベルではない
★ 政府発表の情報がどれほど正確かを問われた件に関して、英政府のアドバイザーは、これらの数字はねつ造することはできない。すべての数値は国際機関に報告されており、独立機関もデータは正確だと報告している
★ 英系の学校は、停電や交通機関の問題がない限りは、学校を休校にする必要はない


【追記】2011年3月16日現在
以下大使館からの発表です。

(上記に書かれたように)日本政府により定められた強制避難地域の圏外であれば、健康問題に発展するような恐れはないという科学顧問のアドバイスに変更はない。

しかし、福島原発の状況悪化や、物資、交通、通信等のインフラに混乱が生じる恐れがあるため、東京と東京の北部から退避することを検討するべき。
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by ukpregnancy | 2011-03-15 20:49 | つれづれ


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