Lilypie 2nd Birthday Ticker
2005年 06月 04日
イギリスの産休制度
私は現在もお仕事を続けています。自分の仕事も職場も大好きだというのもありますが、何より働いていると、テレビを見ながらお菓子をつまむ、、、というような生活に陥らずにすむという利点があります。生来なまけものの私は、仕事でもないと、家でごろごろ、起きるのはお昼過ぎ、という生活になだれこむのは目に見えています。

ということで、今回はイギリスの産休制度について調べてみました。詳しくはDepartment of Trade and Industry (貿易産業省)のウェブサイトに簡単なガイドラインが載っていますので、こちらを御参照。もっと詳しい説明はMaternity Rightsのページに載っています。私はかいつまんで、自分に関係ありそうなところだけまとめて見ます。

もちろん会社の規約によって、これらの条件は大きく異なってきます。下の情報は、政府が定める最低ラインの産休の条件です。私の友人で、某大手広告代理店で働いているイギリス人は、7ヶ月間の産休中も、2000万円を超える年収の全額が保証されているそうです。

産休の期間

雇用期間に制限無く、通常26週間、有給の産休が与えられる。

出産予定週(Expected Week of Childbirth)の14週前の時点で、その会社に26週以上在籍している場合、更に26週の産休の権利が与えられる。これは最初の26週間の有給の産休終了直後に始まる。通常無給だが、会社との契約により異なる。

産休申請の提出

産休の申請は、出産予定日の15週前までに雇用者に提出しなければならない。

申請書には、
① 妊娠をしている旨
② 出産予定日
③ 産休の希望開始日 を明記する。

産休開始日は変更可能だが、希望開始日の28日前までに申し出なければいけない。

雇用者は、産休申請者が職場に戻る日付を明記し、産休申請を承諾した旨を記し、28日以内に返信しなければいけない。

産休は出産予定日の11週前から取得可能。

産休後の職場復帰

産休取得前に、雇用者に届け出ていた職場復帰の開始日前に職場に戻りたい場合は、開始希望日の28日前に雇用者に届け出なければならない。

産休手当て

産休手当てには2種類あります。Statutory Maternity Pay (SMP)とMaternity Allowance (MA)です。両産休手当て共に、26週間取得することができます。

SMP

① 出産予定週の15週前の時点で、26週以上、同じ雇用主に雇われている
② 税金を差し引かれる前の週給が79ポンド以上

の場合、SMPをクレームすることができます。

SMPの場合、最初の6週間は、週給の最高90%まで、雇用者によって支払われます。つまり週給が1000ポンドの人は、最初の6週間は900ポンド支払われることになります。その後の20週は週106ポンド(ただし、週給が106ポンド以下の場合は、給料の90%を支給)。
【参照: 国税庁が出すヘルプブック "E15 Pay and time off work for parents" 電話番号:08457 64 66 46)】

SMPはお給料とみなされ、所得税を差し引かれます。

MA

MAは、最近まで雇用されていたが、SMPを申請できない人のための産休手当てです。

① 出産予定週を66週間さかのぼり、その間26週雇用されていたこと
② 週給が30ポンド以上

であれば、MAを申請することができます。

MAの場合、26週間、週106ポンド(週給が106ポンド以下の場合は、給料の90%を支給)が居住地区のJobcentre Plus(職安のようなところ)から支払われます。こちらは課税の対象外です。

産休手当ては、雇用者が被雇用者に支払った額の92%を国税庁(Inland Revenue)に支払い請求できます。中小企業の場合は100%請求可能。

父親の産休

有給のPaternity Leave(父親の産休)も推奨されています。子供の世話や、パートナーの援助の為に2週間まで産休を取ることができます。

その他

自分の産休の条件を、こちらのウェブサイト(TIGER)で計算することができます。

予想できないような事態がお産によって起きた場合、無給ではありますが、上記の法律で定められた期間よりも長い産休を取ることも可能です。
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by ukpregnancy | 2005-06-04 00:33 | 手続き・法律


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